2017年秋アニメを格付けしてみた後編
B評価
ラブライブ!サンシャイン!!(第2期)
ツッコミどころ満載の問題作。でもこの勢いは嫌いじゃない。序盤のポエムなセリフが聞いててちょっと恥ずかしいところを除けば今までのラブライブの同じように楽しめてます。ライブシーンはさらに良くなって見応え抜群。炎上しない無難な終わり方をして欲しいものですね。
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場2nd SEASON
あらすじ
「お待たせしました、プロデューサーさん♪」
好評配信中のアイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」。
そのゲーム内で展開されている「シンデレラガールズ劇場」が、TVアニメーションとして新たに登場!
おなじみのアイドルたちが、今日もひと騒動!?
普段は描かれることがないようなアイドル達の休日の過ごし方や、アイドル同士のコミカル劇など多彩にお送りするハイテンションショートアニメ、いよいよ開幕です♪
文句のつけようがない可愛さ。下手なシリアスなんて要らなかったんや。
Wake Up, Girls! 新章
あらすじ
「Wake Up, Girls!」は、宮城県・仙台市で暮らす7人の少女たちが
アイドルグループ「Wake Up, Girls!(以下、WUG)」を結成し、互いに切磋琢磨しながら、トップアイドルを目指していく姿が描かれた成長と絆の物語。仙台の弱小芸能プロダクション「グリーンリーヴス・エンタテインメント」に所属するWUGは、
数多の挫折を経験しながらも、国民的アイドルグループ「Ⅰ‐1club」を「アイドルの祭典」で破り、優勝した。
一躍トツプアイドルに・・・と思ったのもつかの間、
「アイドル経済不況」が叫ばれてきたこのご時世、現実は甘くない。
7人は地道なアイドル活動に追われる日々が続いていた。一方、仙台市の中学に通う速志歩・守島音芽・阿津木いつかの3人は、
次第にアイドルに憧れを持つようになり…。
キャラデザも含め色々一新された問題作。いや監督が(ry
キャラデザに関しては慣れれば気にならないし前よりいいんじゃね?ってなります。判子絵なところは変わら(ry
内容もかなり変わっていて1期のようなトゲトゲしさはI-1 Clubにだけ残りWUGの7人に関しては順調にアイドルとして成長していく王道ストーリーとなりました。
後輩キャラも登場しこれからのコンテンツとしての展開が楽しみです。
A評価
アイドルマスター SideM
あらすじ
できたばかりの小さな芸能事務所「315プロダクション」。そこにスカウトされて集まってきた男性アイドルたち。元弁護士、元外科医、元パイロット―――様々な前職を持ち、それぞれの想いを胸にアイドルに転職した彼らが、トップアイドルを目指し、夢に向かって紡ぐ新たな物語。
自分、とりあえず新アニメは全部チェックするんすけどやはり女性向けは合わず切ってしまうことが多いんですが、これは男性でもかなり楽しめるようになっていると思います。というのも、作品の雰囲気がアニメ「THE IDOLM@STER」と似ているのです。
アイマスアニメが好きな人なら観て損は無いはず!
ブレンド・S
あらすじ
ツンデレ・妹などなど、店員さんのいろんな「属性」が楽しめる喫茶店で、
新人アルバイトの苺香(まいか)が店長にリクエストされたのはなんと「ドS」キャラ!?
一生懸命働くうちに、意外と「ドS」の才能が開花してしまい…。
踏まれたって全部がご褒美、倒錯的ワーキングコメディ!
きらら系アニメでは珍しいメインキャラに男が登場するラブ(?)コメ。笑顔が素敵な苺香ちゃんがドSに豹変するところにはMっ気のあるみなさんならゾクゾクとくるはず!
映像クオリティも高く、原作既読の自分もかなり楽しめています。
「WORKING!!」が好きな人なら気に入るかも。
S評価
宝石の国
あらすじ
これは、成長の物語
宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かない。また、他の仕事の適性もない。そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと初めての仕事が与えられる。それは、博物誌編纂という仕事。地味な仕事に不満なフォスだったが、彼はその目で世界を見、様々なことを経験する中で、しだいに大きなうねりに飲み込まれてゆく。そしてついに、彼は望まぬかたちで、欲しかった“強さ”を手にするのだが──。
これは、友情の物語
フォス以上の特異体質をもつのが、シンシャ。ただそこにいるだけで体から毒液を撒き散らしてしまうシンシャは、周りに迷惑を掛けまいと、独り夜に引きこもり心を閉ざしていた。ある日、月人に攫われそうになったところをシンシャに助けられたフォスは、「次は自分が君を救ってみせる」と約束する。博物誌の編纂に奔走しながら、シンシャが明るい世界に出てこられるよう、彼向けの仕事を探そうとするフォス。果たしてフォスの想いはシンシャに届くのか? そして、二人の約束が果たされる日は来るのか──?
これは、戦いの物語
月から飛来する謎の敵“月人”。彼らは宝石たちを装飾品にしようと、特に美しい宝石を好み、一人また一人と宝石を攫っていくが、その正体は不明。しかも攫われた宝石は加工されて武器となり、宝石たちを苦しめる。さらに月人はどんどん改良され、強力になってゆく。次々と現れる月人に、二十八体の宝石たちは勝利することができるのか? 彼らの真の目的とは何なのか? この終わりのない戦いに、終止符は打たれるのか?
最初は世界観にもついていけずC程度の評価だったんですが、じわじわと面白くなっていき今ではS評価ですよ。
主人公のフォスフォフィライトは登場人物の中で最弱だったのが、力をつけていき頼られる存在になっていく展開なのがドンピシャでした。「僕のヒーローアカデミア」みたいな力のない主人公が強くなる展開ほんと好き。
また、登場人物たちは宝石の擬人化のようなもので、割れても砕かれてもくっつければ再生します。そのバラバラになるシーンに興奮するようになってしまいました。なんだこれ。
可愛い子がバラバラに砕かれて興奮する特殊性癖をお持ちの方にオススメできる作品です。
CGアニメ特有の立体感ある戦闘作画も見応えあります。
結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章/勇者の章
あらすじ
「結城友奈は勇者である」より2年前。
鷲尾須美は小学六年にして神樹に選ばれた
世界を守る勇者である。
同級生の乃木園子、三ノ輪銀と一緒に、
かけがえのない日常を大切にしながら、
お役目を果たしていく須美。そして物語は鷲尾須美から結城友奈へ。
平和な日常を送る讃州中学勇者部に起きた事件とは。
個人的に今期イチオシの作品です。
1期を見ていない人はネタバレになるので記事のこの先は見ない方がいいです。
まず前半の6話は「鷲尾須美の章」、「結城友奈は勇者である」1期の2年前のお話で、鷲尾須美(2年前の東郷美森)と、1期の後半に登場した伝説の勇者、乃木園子と新登場した三ノ輪銀が勇者として戦う話です。
1期の勇者との違いは精霊の有無で、鷲尾須美ら3人は精霊の加護なしに戦います。つまり精霊バリアがないので傷も負いますし1期と比べると生々しい戦いになります……。
アニメではスルーされていましたが何故東郷さんが鷲尾須美を名乗っていたかというと、
簡単にいえば勇者適性の高い東郷さんが勇者として御役目を果たすために、大赦において東郷家よりも格上の鷲尾家の養子となったのです。だから本来の名前は東郷美森だったんですね。
後輩の6話は「勇者の章」、1期の続きですね。鷲尾須美の章で活躍した乃木園子が勇者部に入部しますが、その勇者部には何故か違和感が……?
正直展開が予想できません。
2期は1期と比べてかなりハードな内容になってるとだけ言えます。
結城友奈は勇者であるの優しい世界が見たい人はスマホアプリ「結城友奈は勇者である 花結いのきらめき」通称「ゆゆゆい」をプレイすることを強くオススメします。
ゆゆゆいにおいての「花結いの章」では新たなバーテックスの襲撃に備え、過去の勇者を現代に召喚し、協力して戦う……と言った内容です。
その過去の勇者には鷲尾須美の章の3人の勇者も含まれ、東郷美森と乃木園子が居る勇者部に小学生時代の鷲尾須美と乃木園子が加わるといった一見カオスな展開となります。
同一人物が同時に2人いて2倍可愛いです。
また西暦(約300年前)の勇者も登場し賑やかで百合ゆりなストーリーで癒されてください。
いつの間にかアプリの紹介になってしまった。
アニメとアプリがさらに楽しめる「乃木若葉は勇者である」「楠芽吹は勇者である」も是非読んでいただきたいです。
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世界観をより深く理解できるようでさらなる謎を生んでしまいますがホントこのシリーズ、Fate並といえば大げさですが奥深いので是非沼にハマってほしいです。
ゆゆゆの紹介が長くなってしまいましたがとりあえずこんな感じです。
今期は合わない作品はバッサバッサ切ってしまったので視聴本数がかなり少ないですが逆に全体的に満足度が高く感じます。
気になったアニメはネット配信とかで観れるのもあるはずなので今からでも観てほしいです。とくにゆゆゆ。